法人・個人事業主向け!高速料金を大幅に削減する裏技とは?

法人・個人事業主向け!高速料金を大幅に削減する裏技とは? 高速料金の削減

定期的に高速道路を使用する企業や個人事業主の方向けに高速料金を節約する方法を掲載していきます。

高速料金を削減するには、代表的で全国共通な方法として大きく分けると3つの方法があります。以下の3つを見直すことによって高速料金が削減できます。

高速料金を削減する方法

1,ETCコーポレートカードの発行 効果★★★★★

NEXCO高速道路が、月間高速利用料が500万円以上の大口の顧客向けに発行している特別なカードがこのETCコーポレートカードです。クレジットカード会社から発行されるETCが安く使えるようなクレジットカードとは全く別物です。

ETCコーポレートカードは最大で月額40%も高速利用料が安くなりますので効果絶大です。このカードを利用すれば高速料金の大幅な割引が可能になるのです。クレジット機能はついていないので新しく会社を創設した法人の方、個人事業主の方に最適なカードです。支払いは後払いで口座振替になります。

ただし、ETCコーポレートカードを使うためには条件があります。その条件はかなり厳しく個人事業主の方はもちろん法人の方でもハードルが高いものです。

・月間の高速料金の平均額が500万円以上であること。
・月間高速料金の平均額の4ヶ月分の保証金が必要であること。

という二つのハードルをクリアしなければなりません。この条件をクリアしていればNEXCOからETCコーポレートカードが発行されるのですがなかなかハードルが高いですよね。

そこで、ETCコーポレートカードを安く使うために『協同組合』という組合に加入することによって小口の事業者でもETCコーポレートカードが発行できるようになります。

協同組合とは?
複数の企業の集まり組合を形成することです。複数の中小企業が協同組合を形成することによって数の力を活かしたスケールメリットを活用してETCコーポレートカードを発行できるようになります。これにより小口の企業や個人事業主でも発行ができるようになる仕組みのことです。

協同組合に加入すればNEXCOが発行している『ETCコーポレートカード』を発行することによってETCの料金が大幅に割引されます。

※カード番号と車両に取り付けてあるETC機器の番号が紐づいているのでそのカードは他の車で使い廻すことができません。

2,割引される日や時間帯で積極的に利用する 効果★★★★☆

平日朝夕割引
6時~9時の間または17時~20時の時間帯にNEXCOの高速道路を利用するとETCのマイルが貯まります。マイルが還元されてETC利用分として充てられる仕組みです。※朝・夕の割引制度は同じ日のうちでそれぞれ最初の一回のみ適用されます。

ETC利用回数に応じて還元率が変わります。最大100km分の高速料に相当します。

月5回~9回までの利用:通行料金のうち最大100km相当分の約30%を還元
月10回以上の利用:通行料金のうち最大100km相当分の約50%を還元

使えば使うほどマイルが貯まり還元される仕組みですので高速道路をよく利用する方は知っておいて損はありません。平日朝夕割引が適用されるにはETCマイレージサービスに登録する必要があります。

深夜割引(30%引き)
NEXCO東日本・中日本・西日本の3社では深夜0時から早朝4時までの時間帯で深夜割引が適用されます。二輪、普通車・大型すべての車両と車種が対象です。また、土日平日関係なく深夜に走れば深夜割引が適用されます。平日昼間の時間帯と比べて30%引きです。

都内、大阪近郊は割引対象外です。

特筆すべき点は、深夜割引が適用される時間滞に1秒でもまたいでいれば全額深夜割引が適用されるということです。例えば22時に高速の料金所に入り、0時1分に料金所から出たとします。高速道路上にいた時間は1分だけになりますが、こうした場合でも22時~0時1分までは深夜割引として適用されます。

休日割引(30%引き)
土・日・祝は休日割引が適用されます。こちらも全車両が割引の対象です。休日に1秒でも日をまたいでいたら適用されます。例えば金曜日の16時に高速道路に入って土曜日の0時1分に出るといった場合でも適用されます。

休日割引も、平日昼間の時間帯と比べて30%引きになります。

ちなみに、深夜割引と休日割引は併用ができません。どちらか割引率が高い方のみで適用されます。ETCコーポレートカードと時間帯割引 or 休日割引は併用できるのでETCコーポレートカードと一緒に使うとさらに大幅な割引になります。

どの割引も日や時間帯が制限されているという点がネックです。お客さんとのアポイントの都合やスケジュールによっては割引適用外の時間で高速道路を使わなければなりません。

3,渋滞の少ない日、時間帯を狙う 効果★★☆☆☆

1週間のうち、渋滞の少ない曜日は週の真ん中である『水曜日と木曜日』です。渋滞は車のストップ&ゴーが多くガソリン代を浪費することになりますのでなるべくであれば避けたいところです。

朝7時~10時くらいまでの時間帯と夕方17時~19時くらいの時間帯は通勤&帰宅ラッシュで混雑する傾向にありますのでこの時間帯は避けましょう。

まとめ

ETCコーポレートカードを発行し、時間帯や休日割引も併用し、ラッシュの時間帯を避けるというのがベストな方法です。

参考になれば幸いです。

 

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